誰かに雇われてても起業や個人事業主でも、環境次第で能力を最大限発揮することもできれば、数%も発揮できないこともあります。自分の力でどうにかしよう!と、誰しも思いますが、それだけではどうにもならないことの方が、世の中多いです。
ご自身の仕事の環境について考えてみてください。これから挑戦しようとする事は、本当にあなたが活躍できる事業ジャンルや場所ですか?
営業が不得意と言っても、周りから評価されている人、経営や数字は苦手だと言いながら、人並み以上の力を発揮できる人。今までの仕事を思い返した時に、どういった時に満足度が高かったのか。周りに評価されたのか。そういった経験がない人は、とにかく連続して起業に挑戦する事です。
私は人に会うのが苦手で、今でも苦手です。営業も苦手です。しかし、周りの人からは逆の事を言われます。そして今現在売上を上げるのは、人に会うことによって生み出されています。
やりたい事と稼ぐ力は同じでない場合が多いです。自分本位の考えから、俯瞰して自分の評価を見直してみてはいかがでしょうか。
俯瞰には限度がある
俯瞰をするとよくいいますが、その技術があればすでに悩んでいないと思います。俯瞰とは、これまでの失敗や成功の経験、人からの話、本で読んだ事、先人達が作り上げた事など、さまざまな事柄から俯瞰できる範囲が決まります。しかし、そういった経験にも限度があります。
ビジネスメンターを見つける。力を引き出す人が必要!
私自身、20代の頃に3人のメンターがいました。
・元リクルートで不動産関係の経営者、
・中国で衣類の縫製や日本向け輸出をしている経営者
・一人は技術的な面で尊敬をしている会社の上司
当時の事を考えると、はっきり言って、「経営者ってすごいなー」と感心するだけでしたが、常に話をきいてもらえる人がいたことは大きかったです。最初は一月に1度1時間程度だったんですが、半年に1回30分の電話でスッキリできるようになりました。それ以外にも生活面で指導してくれた方など、幅広く先輩方にお世話になりました。
余談ですが、リクルートの凄さもさっぱりわからない青二才でした。中国の先輩からは、「騙される」ことについて実際の経験を目の当たりにしました。会社の上司は、今の私の土台です。パソコンについて、話し方、仕事に対する姿勢など、3年間という短い期間ですが本当に多くのことを学び、それが今のアナードに繋がっています。
「精神状態の安定」
メンターと出会うまで、一人でどうにかしないといけないというストレスがありましたが、メンター達の意見を聞ける状態になると、精神状態は安定しました。精神状態が安定することで、物事を深く考えたり、まずは行動してみようという感じになりました。依存はNGです。
現在は3人と連絡を取る事はなくなりましたが、いつの間にか自分で会社を経営するようになっていました。経営をする事で思いますが、メンター達は経営をしながら私なんかに時間を取ってもらって本当にすごいなと思います。感謝しています。本当に感謝です。
メンターの探し方
起業家を目指している人に多いなと感じますが、どこどこのバーで誰々さんに会った、誰々から誰さんを紹介してもらった。今度なんとかっていうイベントで誰さんを紹介してもらう。という経験やお話が多いです。(現在個人事業主の方も場合によってはメンターが必要かと思います。)
・・・それでいいんです。
出会える機会は滅多にないです。そうやって人と出会い、話をした結果、「この人なら!」と思える人に出会えます。また、その時その時で出会える人は、今のあなたに必要な人です。来年は違うかもしれません。それは成長の証です。
私は、当時東京の職場で多くの経営者やビジネスマンと会い、その人たちによくして頂きました。なぜ良くしてもらったか、その場所にいたこと、その人がその時必要な情報や技術を提供できたことが重要です。沖縄という土地柄、出会える人に偏りがありますが、いつかきっとあなたにとってのメンターと出会えます。
メンターにとって、あなたは誰かに紹介したいと思う人ですか?魅力のある人を目指しましょう(漠然としています、魅力は大事です!)
今更ですが、メンターって何?という話は、ご自身で調べてみてください。